置き場の前に、使い道を決める

社内資料を一か所にまとめても、必要な情報がすぐに使えるとは限りません。いつ、誰が、何を決めるために参照するのか。その使い道から情報の構成を考えることが出発点です。

たとえば提案づくりに使う知識なら、過去の提案書だけでなく、どんな課題に対して、何を選び、どこまで確かめたかが役に立ちます。結論の背景があると、別の状況にも応用しやすくなります。

情報に、背景と責任を添える

人とAIが同じ資料を使うなら、情報の意味が曖昧なまま残らない工夫が必要です。確定した方針なのか、検討中の案なのか。いつの情報で、誰が更新するのか。内容と一緒に扱います。

残すべきなのは、
次の判断に使える知識。

すべてを精緻に分類する必要はありません。よく使う業務から始め、参照される情報の背景と更新責任を整えていきます。

次の仕事に戻して、更新する

知識を使った結果、何が分かり、何が足りなかったか。それを元の資料へ戻せると、ナレッジは仕事とともに育ちます。保存の数よりも、実際に使い直せることを大切にします。

  • 使う場所から、元の情報へたどれる。
  • 古くなった内容の更新者が分かる。
  • 新しく得た知見を戻す場所がある。

置き場をつくって終わるのではなく、参照と更新の流れをつなぐ。その運用までを含めて、知識の基盤を設計します。

出典

出典: なし(一般化した工程の説明)

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authentricの設計・実践の視点をまとめた記事です。