ツールより先に、仕事を見る
AIを活用したい。その入口で最初に整理したいのは、導入する製品名よりも、いまの仕事の流れです。誰が、何を受け取り、どんな判断をして、次に何を渡しているのか。会議や資料の名前から一歩進んで、実際の動きを書き出してみます。
たとえば営業の提案準備なら、顧客情報の収集、過去資料の確認、仮説づくり、提案文の作成、内容の確認に分けられます。この分解によって、AIに任せたい作業と、人が責任を持つ判断が見えやすくなります。
最初の範囲を、言葉にする
「営業をAI化する」では、どこまで作ればよいかが定まりません。「商談前に、公開情報を整理した下書きを用意し、担当者が確認する」と置き換えると、入力、出力、確認する人が具体的になります。
小さく始めるとは、
何を確かめるかを明確にすること。
対象の業務、使ってよい情報、期待する出力、人が確認する場面。この四つをそろえてから試作に進むと、結果を見て次を決められます。
効果と負担を、同じ場所で確かめる
作成時間が短くなっても、確認や修正の負担が増えることがあります。評価はAIの出力だけでなく、仕事が終わるまでを通して行います。
- 準備から確認まで、どこに手間が残ったか。
- 誤りや例外があったとき、人が気づけるか。
- 担当者が変わっても、同じ手順で使えるか。
最初の試行で得たことを次の設計に戻す。そこで初めて、AIの導入は継続的な業務改善につながっていきます。
出典
出典: なし(一般化した工程の説明)
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